平成30年度 会長挨拶

平成30年12月

 「退任のご挨拶」

 県内御寺院様には平素より群曹青に対しましてご理解ご協力を賜り心より感謝申し上げます。本年十二月三十一日をもって会長任期満了となります。この二年間、五十五周年記念事業、日航機墜落事故慰霊法要等、沢山のご寺院様と接する機会があり、その度に皆様にはご心配をお掛けし、有難くも激励を賜りながら会員一同精一杯行事と向き合って参りました。お陰様で順風満帆とは言えませんが全て無事圓成と相成りました。ここに改めて皆様のご法愛に御礼申し上げます。

 追懐すれば歴代会長をはじめ諸先輩方には青年会の進む道、地図を描いて頂いた感があります。しかしながら生来愚鈍である私では地図が有りながらも時折自分の位置を見失う事がありました。その様な時に確りと道を照らしだしてくれたのが今の群曹青会員諸兄です。会員一人一人が担っている役を真摯に全うしていく姿は輝きに満ち真に眩しいものでありました。

 会員諸兄のような青年僧を育成する事の出来る群馬県曹洞宗青年会という僧伽の鮮やかさと、これまで護ってこられた諸先輩方の鴻恩には深謝の念しかございません。

そして来年度よりは多野郡万場町慈恩寺住職山内圭道兄が会長の任に当たります。会員からは絶大な信頼を得、何より時代に即した柔軟な見識を持った青年であると存じます。

 茲に群曹青の前途が安泰であることに反論の余地無しと確信し、益々の発展を希い、御寺院様には群曹青に変わらずのご指導ご法愛ご高庇を賜りますよう伏してお願い申し上げ二年間の御礼と退任の挨拶とさせて頂きます。

群馬県曹洞宗青年会 会長
篠原 曉信  合掌

 

平成30年2月 

 県内御寺院様には平素より群馬県曹洞宗青年会に対しまして格段のご理解ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 昨年の創立五十五周年事業も大勢の方のご協力ご高庇を仰ぎ無事に圓成し新たな一歩、五十六年目を踏み出しました。

 これからの我々青年会員は自らの立場を確然とする必要があると考えます。最近頻頻と耳にする宗教離れ、寺離れ。その事由の一つとして、実社会に生きる人が仏教に共感できなくなっている、というのがあると推察いたします。我々は如何でしょうか?是迄生きてきた中で、どの様な辛さや切なさを持ち悩んできたのか。放言すれば、我々が仏教を必要としているのか、ということです。そして必要ならば何故必要なのか。会長立候補の際意見書でも述べましたが、理由の是非は問わないが僧侶という道を選択した以上は責任があるはずです。我々はまずそこを自覚しなければなりません。その一歩が自らの立場を確然とすることではないでしょうか。目指す場所があっても現在地が不明ならば何処へも行けません。明答は即時には得られないでしょう。

 ですが、青年でいられる時間は一瞬です。その時間を目一杯使い必死に悩み迷い、青年を謳歌する会員にこれからも温かく厳しくご指導ご鞭撻賜りますよう伏してお願い申し上げ挨拶とさせて頂きます。

群馬県曹洞宗青年会 会長
篠原 曉信  合掌

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